若者よ。
1.幸せの阻害要因は、慣れである。
例えば、夕日を見てきれいだなと感動しても、その感動は慣れて続かない。
これが幸福を阻害する原因である。
従って、私は、このくらいで幸せなんだと意識的に決めなければならない。美味しいものを食べても食べ過ぎてしまわないで、この辺で満足という所を自分で決めないければならない。
つまり、自分で自分を律するということが、幸福には一番必要である。
言葉を換えれば、不足感を排除して、現在時点での幸せの感覚をゆっくりと味わい、満足状態から次を始めなさいということです。欲望は特に若者に必要ですが、満足状態から、次の欲望の方向に向かいなさい、ということです。
2.金銭的自由を確保する。
この自律ができれば、収入の範囲内に支出が抑えられるので、自然と金銭的自由も得られる。
3.感謝を改めてする。
慣れを防ぐためには、今の状態をありがとうと感謝することである。
今あること、例えば腕が動くことでも、奇跡的に素晴らしいことであると感謝することだ。同じような腕は、何億円かかろうとも作れないだろうから。最初は、意識的にでもいい。その内本当にそう思えるようになる。
慣れの逆、つまり良い意味の習慣(慣れ)を意識的に育てることが、肝要である。
若者よ。幸福な人生を歩んでほしい。