1.現状と今後の傾向
(1)私の修理経験から、実際にハードが故障していたものは、2件であった。(液晶ケーブル、キーボード)後は、すべて設定等のトラブルであった。ハード的な修理は必要性が薄い。
(2)現在の大学生はパソコンが使えない、と言われている。
(3)個人の所有者は、パソコンが故障した場合、5年以内であればメーカーに修理を依頼する。故障しても、次々と新品に買い替えている。修理を依頼する必要がない。
(4)日本の13歳から19歳の子どものパソコン保有率は先進国中では突出して低く、約7割がパソコンを保有していない。
<今後の傾向>
(1)会社では、業務処理に依然として使用されるだろう。
(2)小学校では、2020年からプログラミング教育が必修化される。学校では、これらパソコン・タブレットが普及するだろう。家庭でも、海外のように、徐々に普及するすると予測される。
(3)パソコンのハード的な面では、ますます壊れにくくなるだろう。ハード的な修理は必要性が低いままであろう。
2.問題点
(1)今後、個人の修理店にパソコン修理を頼まないだろう。
(2)動作等のトラブル対処は、周囲の詳しい人に聞いて解決することになる。この種のトラブル対処の需要が増加すると予測される。ここに供給不足が発生するだろう。
3.解決案
動作等のトラブル対処を対象としたビジネスに方向を変える。
4.解決具体案
(1)PC操作(ワード、エクセル)を教えるというビジネスに方向転換する。
(2)小学校のプログラミング教育のインストラクター
(3)個人のホームページ作成のお手伝いをする。
5.実行計画
公民館等において行われているパソコンクラブの教官となり、設定等のトラブル対処を教える。その際には、適正な料金をいただく。
この際に、まれに発生するハード的なトラブルにも対応する。