私は、先週の水曜日に 靖国神社の参拝をしました。
毎月靖国神社を参拝しているグループに誘われました。
一緒に参拝したのは、旧軍関係者、自衛隊関係者です。私は、防衛大学校の同期生に誘われて行きました。
靖国神社は 戦争で戦死した 人を祀る神社です。
一方、千鳥ヶ淵霊園は、身元不明の戦没者が祀られる 場所です。こんな違いもよく知りませんでした。ここには、安倍首相の参拝された花輪がありました。
靖国神社は、議論の焦点となっている国家の施設です。
それは、A級戦犯になって亡くなった方が、他の戦死者と同じ扱いで祀られているからです。
中国や韓国は、「日本は、侵略戦争をしたことを反省していない。その証拠に、首相が靖国神社に参拝しているではないか。」と解釈しています。
確かにこれも一つの理屈だと思います。
しかし、日本の議会では、「戦争を起こした責任は、A級戦犯となった7名の人だけではない。多くの日本人にも同じ責任がある。として、彼らも刑罰によって戦死したものだ。」と議決したのです。
戦後しばらくは、問題はなかったのですが、1985年に中曽根首相が参拝する時に、中国や韓国からの非難が始まりました。
現在まで、首相は、ほとんど参拝することはできません。
日本の戦死者への祀り方は、ほぼ名簿だけです。遺骨、遺品はほとんどありません。代わりに遊就館という建物があり、戦闘機ゼロ戦、戦争歴史の展示等があります。
アメリカの墓地のような広い敷地は必要ありません。
私は、戦死された方々の犠牲に哀悼の誠をささげました。
私は、自衛官だったので、戦死していたかもしれません。
日本の未来を信じて戦死した方々の犠牲は尊いものだったと思います。たとえ負けるとしても戦った勇気は立派だっと思います。