若い時は苦しみや悩みがある。
君は、苦しくて、どう生きたらいいか、迷っているのではないか。
指針のようなものがないかと思っているのではないだろうか。
私は、若い時、何か夢がなくただ生きていたように思う。
周りに目を奪われ、しっかりとした考えもなく、漂っていたようにおもう。
失意の時こそ、良く見てみよう。
失意の時、悲しい時、本来の自分の求めている物が分かる。
失意の時は、生きている世界が、大変な所、苦しみの多い所、としか思えない。
しかし、その時こそ、苦しみを通して本当に自分が求めているのを考えて欲しい。 その時にこそ、発見できる。
誰かと互に愛し合いたい、とか、信頼ある友人としてずっと付き合っていきたい、というような本当の願いが分かってくる。
「この地上に生きている目的は、決して苦しみ続ける事ではない。嘘をつき利益を自分の物にすることでもない。
自然豊かな地上を汚すのもきれいにするのも人ではないか。本来地上は、豊かな自然のある楽園ではないか。
互いに愛し合い楽しく過ごすのも人間ではないか。悪い事をもたらすのも人間だが、良い事をもたらすのも人間だ。」
と見えてくるだろう。
この世を明るくする人間になるよう、若者よ、生きて欲しい。