私は、中央アジアの国で働いていた時、こんな若者に会ったことがあります。
「私は、ずっと自分探しの旅をしています。」
遠く日本から離れ、「自分は何をすれば良いのだろう、自分の幸せとはなんだろう。」と思いながら、世界中を仕事をしながら、旅を続けていました。
私は、この時、多分誰でもこの若者のように、幸せを求めて旅を続けているのだろうと思いました。
確かに、幸せというものは、その人、その人のもので万人が一致するものではありません。また、具体的な形として見ることもできません。
幸せは、「自分の存在が、奇跡のようでありがたいと思う。」という事の中にある。そう感じる取るものだと思う。
例えば、目が見える、手が使える、ご飯がおいしかった、という事柄を幸せと思えば、幸せになるし、これでは、まだ不幸だと思えば、不幸です。
だから、
自分の周囲の事物に、ありがとうと感謝できれば、幸せに成れる。
遠くの国まで行くこともない。
青い鳥は、身近にあるのです。
私は、今日元気でいたこと、身近な妻の存在等々に感謝するだけで、いつも幸せになる。